たまたま

「ベルヴィル・ランデブー」
というフランスのアニメ映画を知っていますか？

ぼけーっとテレビを眺めていたら何やら映画が始まりまして、
なんじゃこりゃ？と思いながらもなんだか気になってしまって
とうとう最後まで見てしまいました。

内容はいたってシンプルなもので
誘拐された孫を助けるおばあちゃんの冒険、といったもの。

感想は一言で言えば「衝撃的」でしたね。
まずキャラクターがキモい。
しかし何故こんなにキモいのに映画になって放送までするんだ
と思うと気になってついつい見入ってしまいます。
そしてセリフはほとんどありません。
全て表情や行動で表現され、進んでいきます。

分かりやすくジャンル？分けするとしたら
「すごくシュール」な作品だと思います。
ブラックのコーヒーを飲みながら「この苦さが最高」
と思う感覚をそっくりアニメにしたような感じかもしれない。

「シュール」で「少し不気味」な「アニメ」
この３点のうち一つでも気になるものがある人は
是非一度借りるかどうにかして見て欲しいかも。
あ、2002年の作品ですが古い感じはしなかったです。
一見古い感じだけどCGを使ったりと、逆に新しい感じです。

とっても心に残る映画でした。